俺は葉菜の頼りそうな人に電話した
葉菜の実の兄の耀斗さん
葉菜は交友関係が少ないから
そして、葉菜は両親に迷惑をかけたくないと思っているはず
だから、実家はない
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耀斗「もしもし。大河どうかした?」
大河「単刀直入に言います。葉菜が家出しました」
耀斗「ああ」
やっぱり知ってるな
耀斗さんはシスコンだ
だから、葉菜が家出したのにこんな冷静なはずがない
大河「やっぱり知ってるんですね」
「葉菜は耀斗さんの家ですか?」
耀斗「…………」
大河「迎えに行きます」
耀斗「待て!葉菜は今、傷ついている」
「しばらく、そっとしておいてくれ。家には妻もいる。葉菜なら大丈夫だ。」
大河「どれくらいですか?」
耀斗「最低3週間だ」
はぁ?
3週間も葉菜に会えないなんて
大河「……わかりました。」
「葉菜をお願いします」
耀斗「ああ、わかった」
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はぁ
俺はどうしたらいいんだ
とりあえず、会社にいかなければ
葉菜が心配だけど
たぶん、耀斗さんの家なら大丈夫
そんな気がした

