正直、すごく怖かった。
行く前も。
行った後も。
今も。
でも、助けてなんて言えないし。
自分で、どうにかするしかなかった。
何にもできないのに。
できないのに、なんとかしようとしてた。
「てめぇら、こいつになにした?」
睨みながら、私の背中をさすってくれる。
こういうところは、全然変んないんだよね。
「な、なんにも…して…」
えっ
なんにもしたでしょ…
「あぁ?何つった?」
「し、してま、せん」
しました。
完全に、私の胸元触りました!
「へぇ〜。じゃあさ、なんでこいつ、こんなに震えてんの?」
怖かったから。
「し、知らねぇーよ!」
逆ギレですか!?
「まぁ、そーだよね」
えぇっ、許しちゃうの?

