やっぱり、地元の高校じゃないから


遠いいのは分かってたけど…


でも、私は歩きが良かった。

気が変わったら、自転車になるだろうけど…


「腹いてぇ」


「ごめんごめん、走りすぎた…」


運動神経が結構いい、藤田でも疲れてる距離だ。


クラス表を見て


そのクラスに飛び込む。


見事、仲良し4人組はみんな同じクラスだった。


これで、渡しやすくなったけど…


そう気にしてると、遥が私のもとに飛び込んでくる


「わっ?!」


その重さに、バランスを崩してしまい、後ろにいた藤田に倒れ込む。


「…っ?!」


藤田は、私と遥ふたりとも受け止めてくれたけど、足をくねってしまった。


「ごめん!藤田!」


今日、これで何回目だろうか


「いいって、それよりお前は怪我ねぇか?」


私より自分の事気にすればいいのに。