クラッ。

やばっと思った頃にはもう、目の前には天井。

そして、またくらっとなり、気づいたら自室のベッドにころんでいた。

「うぅ、頭くらくらするぅ…。」

するといつからかいたお母さんに、

「結、熱があるから学校休ませたわよ。倒れるまで我慢するなんて…」

と心配そうに言われ、

「下にいるからなんかあったら言ってね。」

と、言い残し下へ降りていった。