「もう…」

夢ちゃんとの電話を終え、考える。

あたし、竜牙のこと…


そんなわけない!!

そう思い、お風呂に入った。


「あたしが竜牙のことなんて、好きなわけない!!!」と叫んだことに後悔した。

まさか、陸に聞かれてるなんて、この時のあたしは、おもってもみなかった。