「ねぇ、竜、奈津お腹空いちゃった!もう帰ろっ?」
といい、竜牙に抱きついた。

その、純粋な笑顔からはさっきの表情なんて、想像もできない。

あたしの気のせいだったのかな?

「奈津、今日は結に用事あっから…「竜牙!大丈夫、また今度でいいから、ばいばい!」

胸がずきずきして、あたしは、その場から、逃げるように帰った。


怪しく笑った彼女には誰もきづきもしないで