ーー放課後。 「結。」 この声は 「なに?竜牙。」 赤くなった顔を見られたくないからあたしは、あえて後ろを向いたまま返事をした。 てか、結って呼んでんだ。 「どうしたんだよ?後ろ向けよ?」 竜牙はキスのことどうも思ってないのかな? 「…。なんでもない。」 「なぁ「竜〜!」 誰かが突然あたしと竜牙の会話に入ってきた。 しかも、語尾に❤︎がつきそうな勢いだし。 後ろを向いたら、そこには可愛すぎるくらいの女の子が立っていた。