カァァッと顔が熱くなる。


「なに?照れてんの?」

なんて、笑いながら言われるから、

意地を張って

「照れてなんてないんだから…!」

ってごまかしてしまう。

「へぇ〜。そんな顔で言われても説得力ねぇな。」

なんて、言われるから、思わず自分の頬を両手で押さえた。


「ふっ。変な顔。」

「え?!そんなにへんな顔してた?!」

「あぁ。」

っと言いしばらく考えついている様子を見せた。


「ねぇ、あたし、帰ったらダメなの?授業に戻りたいのだけど。」

「だーめ。帰さねぇ。」

「えぇ〜」

「あ。俺の電話をを無視した罰。」

ニヤッと笑い、

「今日一日中、俺と屋上で過ごせ。」

え…

「あの〜、授業は?すでにサボってますが…」


「一日中サボる。」


そんなぁ…。