でも、結は俺のことなんて好きじゃない。なら変な情をもたせずにばっさり終わったほうがいいとおもった。

もう、なにがなんだかわからねぇ。

「はぁぁー。」

もう、今日はあの空き教室ですごそう。


あの空き教室も、少なからず結との思い出がある。


まだまだダメだな。おれは。

未練たらたらじゃねぇか。


結の知らない一面を知れば知るほど好きになっていってた。


片想いか。

まぁ、それも悪くねぇかもな。


そう考えながらおれは空き教室で眠りについた。