私は金網の途切れている入り口から、火薬の匂いのする公園へ入っていった。
すると、4、5人集まってる小学校高学年くらいの子どものうちのひとりが、私に気づき近寄ってきた。
「おねーさん! どうしよう。おにーさんが……」
小パニックになっている。
それでも彼は、あたふたと状況を説明してくれる。
「ベンチで寝てたおにーさんに、ロケット花火が当たっちゃったの」
すると、4、5人集まってる小学校高学年くらいの子どものうちのひとりが、私に気づき近寄ってきた。
「おねーさん! どうしよう。おにーさんが……」
小パニックになっている。
それでも彼は、あたふたと状況を説明してくれる。
「ベンチで寝てたおにーさんに、ロケット花火が当たっちゃったの」



