「うん。でも、研いで水を流す時に米も一緒に流れて行っちゃってさ。初めより随分と量が減ったもんだ。もったいない」
「そういう時はザルを使うといいんだよ」
「ザル……なるほど」
顎にこぶしを当ててうんうんと彼は頷く。
もしかして、お米とか炊いたことないのかな?
ずっと実家暮らし?
そう思いながら、私は今度はスプーンを手にして、コンソメスープを一口、飲んだ。
ああ、この味つけはおいしい。ちょっぴり薄め。
そして私は具材のブロッコリーを口に入れた。
――ゴリッ。
「そういう時はザルを使うといいんだよ」
「ザル……なるほど」
顎にこぶしを当ててうんうんと彼は頷く。
もしかして、お米とか炊いたことないのかな?
ずっと実家暮らし?
そう思いながら、私は今度はスプーンを手にして、コンソメスープを一口、飲んだ。
ああ、この味つけはおいしい。ちょっぴり薄め。
そして私は具材のブロッコリーを口に入れた。
――ゴリッ。



