見ず知らずのひとの恋の相談に、私が立ち入ってもいいものなのかな……。
「いや、私、外に出てマックでも食べてくるわ。色々、自分で気持ちの整理とかもしたいし。ふたりでゆっくりお話してなよ」
私は部屋の隅に置いていた白いパーカーを引っつかむと、夜の街へ繰り出すことにした。
柚実のアパートは、私たちの大学に程近い。
だから、この辺の地理はだいたい解っていた。
頭上では、星々が瞬きを繰り返し、朗々と謡っていた。
どこか、この辺に公園ってなかったっけ?
それ程お腹は空いていなかった。
外で食べると言っても、お金あんまり使いたくないしなぁ。
節約しなきゃいかんし……。
「いや、私、外に出てマックでも食べてくるわ。色々、自分で気持ちの整理とかもしたいし。ふたりでゆっくりお話してなよ」
私は部屋の隅に置いていた白いパーカーを引っつかむと、夜の街へ繰り出すことにした。
柚実のアパートは、私たちの大学に程近い。
だから、この辺の地理はだいたい解っていた。
頭上では、星々が瞬きを繰り返し、朗々と謡っていた。
どこか、この辺に公園ってなかったっけ?
それ程お腹は空いていなかった。
外で食べると言っても、お金あんまり使いたくないしなぁ。
節約しなきゃいかんし……。



