「そうなの?」
「うん。――こんなにもキレイで、荘厳だとは思わなかったよ。いや、気づかなかったんだ。ゆーかに言われるまでは」
「自然の景色って、いいもんだよ」
「そうだね。……お陰で、元気になれた」
私は思わず、陽景くんの横顔を見た。
ああ、そう言えば、彼。
初めて出会った時は、表情なんかもまるでなくて――。
「うん。――こんなにもキレイで、荘厳だとは思わなかったよ。いや、気づかなかったんだ。ゆーかに言われるまでは」
「自然の景色って、いいもんだよ」
「そうだね。……お陰で、元気になれた」
私は思わず、陽景くんの横顔を見た。
ああ、そう言えば、彼。
初めて出会った時は、表情なんかもまるでなくて――。



