クールなイケメン男子に惚れてしまって

私は体勢を低くして、シャーペンを拾おうと……した。




「いいよ、俺がとる」




急に耳元であいつにそう囁かれたと思ったら、あいつの手が私の手に覆い被さってきて。




がっちりと握りしめられていた。




……!




な、な……。




体が急に拒否反応が起こって体が震えた。




「……ちょ、ちょっと」




あ、あれ。




いくら手に力を入れても、私の力が弱いからかびくともしない。




しっかりと押さえつけられていた。




それほどあいつは力を入れてるようにも見えなくて。





平然としたクールな瞳で、じーっと私を見つめてくる。