私が反論しても全く動じていないあいつ。
それから急に腕をくんで、少し考えてからあいつは言った。
「……ねえ、勉強教えてよ?」
いきなりあいつの口から勉強って言葉が出てきて、思わず反応する。
「勉強……?」
そう言ったら、そいつはにやって頬をあげて。
「そう、勉強」
なんて言う。
……案外こいつ真面目だったりして。
急な態度の変わりように私自身びっくりしてしまった。
前まではチャラそうに私に近づいてきたのに……。
そのギャップに不自然さを覚える。
思わずあいつを凝視する。
私の頭の中には、自ら勉強をする人は真面目な人っていうイメージしかない。
「……分からない所あるの?」
なんて普通に聞いてしまった。
言ってから後悔した。
だけど……。
成績トップな私を見て、教えてほしいなんて言うんだもん。
何故だか教えてあげたい。
急にそう思えてきたのは気のせいかな。
それから急に腕をくんで、少し考えてからあいつは言った。
「……ねえ、勉強教えてよ?」
いきなりあいつの口から勉強って言葉が出てきて、思わず反応する。
「勉強……?」
そう言ったら、そいつはにやって頬をあげて。
「そう、勉強」
なんて言う。
……案外こいつ真面目だったりして。
急な態度の変わりように私自身びっくりしてしまった。
前まではチャラそうに私に近づいてきたのに……。
そのギャップに不自然さを覚える。
思わずあいつを凝視する。
私の頭の中には、自ら勉強をする人は真面目な人っていうイメージしかない。
「……分からない所あるの?」
なんて普通に聞いてしまった。
言ってから後悔した。
だけど……。
成績トップな私を見て、教えてほしいなんて言うんだもん。
何故だか教えてあげたい。
急にそう思えてきたのは気のせいかな。

