『あれから3日経ちましたけど、
どーですか?』




「いや、どーしたもこーしたもないよ!」




美樹の横に座りながら
アプリを開き見せる。




『お、おおう…。モテモテじゃない。』



友達になってほしいとの連絡が3日で300人を超え、メッセージ内容すら確認できていない。

何件かのメッセージを美樹が読んでいく。



『…これ、三田マナの画像を
あんただと勘違いしてる人
ばっかりじゃないの?
美人だねーとか、三田マナ似だねとか。
似なんじゃなくて、本人だよってね!』




「そうなの!しかもこのアプリ、
1回画像載せたら消せないんだね…。
もうアプリ辞めたいんだけど、
どうしたらいい?」




『えーやめんの?
こんなモテモテなのにもったいなーい。
あ、このゆず君は?
結構連絡してんじゃん!』




隣で爆笑していた美樹が
ニヤニヤしながらゆうじくんとの
チャット画面を私に見せる。





「そのことなんだけどさぁーーー!
美樹さぁーーーん!」





土下座スタイルで美樹の膝になだれ込む。