え、あの、ちょっと

「。。。。。。。。」


彼女の質問に答えず俺は自分の鞄を無言であさる


するとそこからは見たことのある自分の鍵がでてきた


「「あっ。。。。。」」


本当にどうしようもないばかだ俺は


少し考えたら分かることじゃないか


「ごっ!ごめんなさい!!!!!」


俺は深く頭を下げた


すると


「えっ、ちょっ、顔上げてください」


と慌てたような声がきこえる


恐る恐る顔を上げると凄くニヤニヤした彼女の顔があった


確か初めてここで会った(遭遇した)ときもこんな顔していたな


彼女は結構コロコロ表情が変わるんだな


「私は看病してもらった身ですし、なにも謝られるようなことはないですから。鍵よかったですね。」


にっこり俺に微笑んだ


。。。。彼女が寝ている間に何度邪な妄想をしただろうか。


すごく申し訳なくなった


色々な意味を込めてごめんと最後に伝え彼女の家を出た


最後にお互いの名前をやっと知ったのだった


「あ、遅くなったけど俺の名前はおぎのとうや。とうやって呼んでね。お隣どうしよろしくね。」


「私はさかもとききです。さかもとでもききでもなんとでも呼んでください。よろしくお願いします。」


こうしてききさんとの出会いの1日は幕を閉じた