「…っはあ、」
その内酸欠気味になり、唇を離すとゼェゼェと肩で息を繰り返す始末。
こんな呼吸の仕方をしちゃう時点で、私のやり方は間違っていたんでは…。
「ど、どう? ドキドキした?」
「いや別に。なんか拍子抜け」
え。
そんなはずはないと、慌てて目を向ける。
依くんの白い首筋は、赤くもなんともなっておらず、依然としてその白さを保っていた。
やっぱり間違ってたんだ。
ドキドキのメロメロにさせるどころか、私がゼェゼェしただけじゃん。
なんつーことだ。
納得がいかないやら不甲斐ないやらでワナワナ震えていたら
「わ、」
それまで大人しく私に跨られていた身体がおもむろに起き上がった。

