そう考えたらなんか悔しい。 私も依くんをドキドキのメロメロにさせたいのに。 「依くん、動いちゃダメだからね」 「秒で済ませてよ」 控えめに肩に手を添えると、依くんの白い首筋にゆっくり唇を持って行って、 そしてさっき覚えたワザをお見舞いした。 「…」 でも正直、手順を読んでもいまいちピンとこず、これが合っているのかどうなのか全く分からない。 ただただその部分に唇を押し付け、書いてあった通りにやってみるけれど 「……」 依くんから官能的な声が上がることは未だない。