カップケーキを頬張りながら
会えなかった空白を埋めるように私は依くんに色んな質問をする。
「依くんは最近何にハマってるの?」
「最近? んー、発掘とか」
「はっくつ!? え? 何掘ってるの?」
「石とか、恐竜とか」
「(ぜんぜん分かんない)」
「伊都は何ハマってんの」
「私はね、犬とか猫の動画見ることかなあ。あと勝手に撮った依くんの写真見ること」
「最後キモ」
「えへへ」
蔑まされてもコレはやめられそうにないなあ。
学校のこと、友達のこと、最近見た夢の話とか、テレビのこととか
依くんと一緒にいると、私の口はお喋りが止まらなくなる。

