依くんが、私のセーラー服を見るたび罪悪感や後ろめたさを感じるというなら
私は卒業するまでセーラー服姿で依くんに会わないことを誓ってもいい。
「約束、守るよ?」
念を押すように言えば、依くんは考えるように視線を逸らす。
「…わかった」
「っ! じ、じゃスマホ! 検索するから返しておくんなし!」
やったこれで女として一つスキルアップできる!
渋々溝から取り出すそれを受け取ると、急いでやり方を調べる。
「…えっ! えええ」
「…」
「な、なるほど。そういうことかぁ〜」
納得の声を出す私の上で白けた表情を浮かべながら諦めモード全開の依くん。
今に見てろ、メロメロにしてやる。

