どれだけ笑ってくれても
どれだけ話が盛り上がっても
どれだけの夜を重ねても
どれだけ依くんに優しくされても
別れがきたら、きっと依くんは私を惜しげもなく手放せる。
彼女なのにそう感じてしまう私“が”おかしいのかな。
1度面倒くさい部分を見せてしまったら、自分の中での歯止めが効かなくなってついには瞳の奥からじわじわと涙が押し寄せてきた。
「うう〜、もうヤダ。むり、ダサい私」
「他には?」
まだ聞く余裕があるところも腹立つ。
「依くんは、私との交際を次の彼女ができるまでの繋ぎと思ってる? それとも扱いやすくて都合のいいJK?」
どうせなら、もうとことん面倒くさい自分を見せてやろうと、多分心のどこかでずっと気にしていたことを投げかけてみた。

