そうしたいのは山々なんだけど…。
“好きにすれば”
依くんがあのとき言った言葉が頭から離れなくて、1度しか言われてないのに、思い出し回数を含めたら100回くらい言われたことになっている。
もう私に呆れてたらどうしよ。
面倒くさがられてたらどうしよ。
会いに行って、うざがられたらどうしよ。
行動を起こして、依くんからそんな態度をとられたら、って思うと怖くて足がすくむ。
めぐみんにその気持ちを思い切って伝えてみたら、うーん、と腕を組んで考えあぐねられる。
「もしそんな態度とられたら、遠慮せず殴ってしまえ」
「無理ぃいい」
なんつー非現実的なアドバイスだ。

