一旦ゆっくり離れていった唇は、今度は何度も角度を変えて重ねられる。







だんだん頭がぽーっとしてきて




無意識か否か彼のシャツを握る手に力が入った。







するとまたまたゆっくりと離れていって言われた言葉は





「ごめん」










は?って





言葉の意味を考える暇もなく、下から掬われるみたいにキスされた。










そういえばここお店だったなって気付いた時にはもう遅く。





まあいっか





なんて目を瞑ってしまった。