高校生になって初めての始業式。
私は1年A組の生徒になった
担任は新米の頼りなさそうな先生。
名前は堂々翔
そうこれは、私と翔危険な恋の始まり??


入学して間もない私は、
学校を見て回るため
みんなが帰った後一人で校内を歩いていた。

そんな時だ、実験室の奥から
なにやらイヤらしい声が聞こえてきたのは。

「センセーだめっ」
「誰もいねーから大丈夫やって
しおり」
「いやぁっん… 」
・・・


まずいと思ったでも、こわくて体が動かなかった。
ガタッ!

我に返った私は力の限り走ってその場から逃げた。

それからだ翔から
「おいっ手伝えっ!」
って呼び出されるようになったのわ。

もー、高校を楽しめる気がしなくなった
あの日、あの部屋で
翔と誰かがあんなことしていたのを
聞いてしまったから。。

あの日校内見学なんてしなければ。。
そう思う毎日です。
入学してから半年たった
私は、今屋上にいる。。
なぜかって?
翔だ。翔が来いっていったから
来ているのですが。。

「高峰 れい!!
今日から俺の女になれ!」


は?何をいってるんだこいつは
女?ん?私は生徒だぞ?

そー思う半面私の中に
翔が気になる!って思いがあった。

だから私は

クーリングオフ。。と呟いてみた。


「おためしってこと?」

そーゆー翔の言葉に
コクン。とうなずいた

すると翔は子供のように
「おっしゃー、れいの彼氏になったー」

って屋上で叫んだ

。。。お、屋上。。

っておーーーーい!
翔!!シーーーっ!
焦った。。校内の全員にバレるところだった。。

そう、これが
私と翔の恋の始まり。。

どーなることやら。。。翔と付き合うことになって一週間
毎日のようにこっそり会っていた。

翔はいつも私のことを
「好きだ」と言って
抱き締めてくれた。

私はなにも言わず
ぼーっとしていることしかできなかった。

なぜなら私は
本当の好きを知らないからだ。。

本当に人を好きになったことがないから
翔の言葉になにも反応ができないのだ。

好きと言われ続けてもう1ヶ月が過ぎようとしている
やっと、翔のこと彼氏として一人の男として
ちゃんとみれるようになって。
やっと、翔に好きだよって言えると思ったなのに
私の目の前に新たなる男がやって来た
その男の名は高峰さとる
離れて暮らしていた私の兄だ。