悪魔野郎と天使くん



心地いい…。


暖かい…。


「…えっ!!??」


「あ!?」


よ、吉田くん!!??


「あたしなんで吉田くんの隣で寝てるの!?」


慌ててあたしは起き上がる。


「隣で寝かせた」


「なっ、」


「なんだよ。なにもしてねーってお前なんかに」


「あっそー」


まあ何も無いんだったらいいんだけど。


「吉田くん熱下がってる!」


「悪いのか」


「いや!あたしの看病が効いたなーって」


「いや。お前はただ家に来て寝てただけだ」


「そんなー!」


あたしは吉田くんをばちんと叩く。


「なんだよ」

「別に?吉田くんでも笑うんだね!」


「あ?なめてんのか」


あ、いつもの吉田くんだ。


「なめてませーん」


時計を見るともう4時だった。


「あ!あたし行かなきゃ!」


「あ?どこにだよ、今から学校戻んの?」


「瞬くん待ってるから!」


あたしは慌てて鞄をからう。


「瞬?なんでお前が迎えに行ってんだよ」


「え?なんでって彼氏とは毎日一緒に帰るもんなんじゃないの?」


「…は?」


「え、違う…?」


だったら恥ずかしいのですが、かなり…。


「お前、瞬と付き合ってんの」


「うん…一応ね」


「…何考えてんだよ瞬のやつ」


最後はそう聞こえたけど時間が無かったのであたしは吉田くんの言葉にスルーした。