「わ、分かりませ…」


って、小声で言った時、


斜め後ろからノートが回ってきた。


え?


なに?


そのノートを見ると、キレイな字で答えがしっかり書かれてあった。


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答えはX=8だよ


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…ええ!


とりあえずあたしは


「8です」


と、答えた。


すると半田先生は、


「正解です。よくできました」


って。


あたしに言った。