何とか持つことができた私と望美は、
頭部管を口に当てる。
「きつい…」
持ち方がものすごくキツい。後で気づいたことだが、フルートだけが横持ちだ。
ものすごくキツい。
「はい、で、この前みたいに息入れてみて。」
里緒菜先輩に言われるまま、私たちは息を入れる。
トゥー…
低いシの音が出た。
これで、いい、のか…?
一方で望美は、
カスーカスー…
「出ない…」
空気の音しか出てこなかった。実は頭部管だけのときも、何回目かにやっと出たのだ。
「もう少し、下に入れるつもりで、息入れてみようか。」
先輩のアドバイスで、
トゥー…
私と同じく、低い音が出た。
「それは、低いシの音だよ。もっと勢いよく息入れてみて」
かなり強く入れてみる。
ピュィッ!!
音が裏返り、変な音が出てしまった。
フルート、難しすぎる。
頭部管を口に当てる。
「きつい…」
持ち方がものすごくキツい。後で気づいたことだが、フルートだけが横持ちだ。
ものすごくキツい。
「はい、で、この前みたいに息入れてみて。」
里緒菜先輩に言われるまま、私たちは息を入れる。
トゥー…
低いシの音が出た。
これで、いい、のか…?
一方で望美は、
カスーカスー…
「出ない…」
空気の音しか出てこなかった。実は頭部管だけのときも、何回目かにやっと出たのだ。
「もう少し、下に入れるつもりで、息入れてみようか。」
先輩のアドバイスで、
トゥー…
私と同じく、低い音が出た。
「それは、低いシの音だよ。もっと勢いよく息入れてみて」
かなり強く入れてみる。
ピュィッ!!
音が裏返り、変な音が出てしまった。
フルート、難しすぎる。

