コンクールが終わっても、休む暇はない。

「はい、曲何にするか決めるよー」

音楽室で、部長が仕切る。

定期演奏会という、9月にある、三年生は引退となる会がある。

近くのホールで、いろんな人を招き
行う。


そのため、今からなんの曲をやるか決めるのだ。

「まず、第1部では、とりあえず青葉とジャランやるから。あと、プスタとかいうやつ。」

「プスター…?」

難しそうだ。


「第2ステージ、赤司先生がしてくれるから。えーと…"鷲の舞うところ"と"じゅげむ"するらしい」

じゅげむ…あの、長い名前のやつ??

「あと、OBOGくるからー」

ちなみに、赤司先生は、外部コーチ。
OBOGとは、今は高校生の、先輩のこと。

「第3部は劇やりまーす。」

「「劇!?」」


劇か。何をやるんだろう。やってみたいけど、名乗り出る勇気が私にはない

「で、問題は4部なんだけど。ポップスやります。何がいいか言ってねー」



「「はいはいはーい!」」

元気な女子が何人か手を挙げる。

よく挙げられるなぁ…。



結局、
Gutsや恋チュン、イカロスなどとなった。