♪クレシェンド組曲♫

やっと当日。

私たち一年生は初めてのコンクール。

三年生は最後のコンクール。

全員に、緊張が走る。


広場で楽器を用意して、それぞれチューニング室に向かう。

もちろん、周りには他の学校も。
中には、見たことのない大きな楽器があり驚いた。


「こんにちはー」
「こんにちはー」

吹奏楽部は、お互い通りかかったら、
挨拶が当たり前。何度もこんにちはを連発する。


チューニング室では、最後のセクション。

それぞれが、チューナーを使う。

チューナーとは、音を正確に合わせるための機械。


最後に、少し合わせてから、チューニング室を出る。
ホールの裏に入る前の廊下で、順番を待つ。

前の団体の、課題曲がきこえる。

同じ曲だ。
かなりうまい。こんなのに勝てるのか…

緊張が増した。