奈々先輩と私が、
音楽室のピアノの前で話していた時。
「ねー、ちょっといい?」
麻里先輩が話しかけてきた。
「シロフォンが足りんとけど、フルートパート誰からでもいいけん、来ん?紗雪ちゃんとか」
パーカッションを、コンクールで、やれとのこと。人が足りないらしい。
これは、私の特技の連打を生かせるな、と思い、私が引き受けた。
それから、1日ずつ交代で、フルートとパーカッションの練習をした。
次第に、パーカッションに集中しないとまずくなってきて、みっちり練習することになった。
フルートの遅れをとってしまう。
本格的に合奏が始まった。"青葉の街で"
ではシロフォン担当。(木琴属性)
jalanjalanではトムトム(2つの太鼓)を担当することになった。
シロフォンは、鍵盤で、1つの音の感覚が狭いため、間違って他の音を叩いてしまうことがある。
連符も多く、かなり困難。
「シロフォンそこ、しっかり叩かんば!」
先生にも、よく注意された。
古賀先生。吹奏楽部の顧問であり、音楽教師。歌の専門家だが、
フルートの副専門家。
「は、はい」
とにかく返事をして、できるかぎり叩く。
私は、プレコンという、コンクール前の
プレテストのような大会の
前日まで、まともに叩けていなかった。
音楽室のピアノの前で話していた時。
「ねー、ちょっといい?」
麻里先輩が話しかけてきた。
「シロフォンが足りんとけど、フルートパート誰からでもいいけん、来ん?紗雪ちゃんとか」
パーカッションを、コンクールで、やれとのこと。人が足りないらしい。
これは、私の特技の連打を生かせるな、と思い、私が引き受けた。
それから、1日ずつ交代で、フルートとパーカッションの練習をした。
次第に、パーカッションに集中しないとまずくなってきて、みっちり練習することになった。
フルートの遅れをとってしまう。
本格的に合奏が始まった。"青葉の街で"
ではシロフォン担当。(木琴属性)
jalanjalanではトムトム(2つの太鼓)を担当することになった。
シロフォンは、鍵盤で、1つの音の感覚が狭いため、間違って他の音を叩いてしまうことがある。
連符も多く、かなり困難。
「シロフォンそこ、しっかり叩かんば!」
先生にも、よく注意された。
古賀先生。吹奏楽部の顧問であり、音楽教師。歌の専門家だが、
フルートの副専門家。
「は、はい」
とにかく返事をして、できるかぎり叩く。
私は、プレコンという、コンクール前の
プレテストのような大会の
前日まで、まともに叩けていなかった。

