デートの次の日、俺は学校に登校してきて教室前で足を止めた。 女達の声が中から聞こえてきたからだ。 「…佐々木さんって雨宮と付き合ってんの?」 もしかして、昨日の見られて…。 「……」 利華は何も言わない。 ここは、付き合ってないって言えばいい。