「榎本…さん?」 クレープの最後尾に並んでいるのは、利華ちゃんの親友の榎本さんだ。 俺はゆっくりとその後ろに並んで声を掛けた。 「榎本さんもクレープ好きなの?」 俺が声を掛けると、榎本さんは一瞬ビクッとした。