「さあ、ノート集めましょう!」 「……」 昼休みになってからずっと雨宮くんに話しかけているけれど無視。 まあそりゃそうか。 本来なら凛の仕事だし、話したのこれが初めてだし。 あたしだったら不審に思ってしまう。 うーん、とあたしが唸っていると雨宮くんがノートを回収し始めた。 「あたしも手伝うからっ」 雨宮くんはまた無言だけどあたしは勝手にやるもんねっ。