「別に利華のためじゃないし。自分のため」 「凛ったらツンデレ〜」 「違うわっ!!」 凛と話していると、休み時間終了のチャイムが鳴る。 次は4時間目だから、その次がお昼休み…。 雨宮くんはゴソゴソと数学の準備をしている。 ああ…雨宮くんごめんね。 巻き込んでしまって。 何回目かもわからないため息にあたしも呆れた。 . . .