「テメェ…」
―バキッ
目の前でユウタくんが倒れた。
「やっ…やめてくれ!幸が全部悪いんだよっ…!」
「あ“?お前自分がしたこと分かってねーの?」
「…ごめんなさいっ」
「許すわけねーだろ」
「離してくれっ…!悪かった!」
「は?テメェ舐めてんの?サツ呼んでやったからよ」
いつの間に…?
― ガタンッ
「警察です!大丈夫ですか?」
写真を見た警察官はユウタくんに手錠をかけた。
「大丈夫ですか?!」
「はい…」
警察官が話しかけて来た。
「立てますか?」
「…はい」
―ヒョロッ
立とうとしたら腰が抜けちゃってた。

