隣の席は、ヤンキー君！

二島の決心がつくのに時間がかかっても、愛は追いかける。

きっと、相手に完全に拒絶されるまで。


その間、誰かが守らないといけない。


あの笑顔を、あの優しさを、あの光を、元気を――。


…いつも通り、が無くなるのは不本意だけど、この際仕方がない。


二島、あんたが守らない間は、あたしたちが愛を守る。

だからって遅いとぶっ飛ばすからね？


それに、あんまり長くはもたないから。



早く来てやれよ。


愛にはあんたが必要だ。


もしかしたら、あんたにも――――



【美咲　side】END