隣の席は、ヤンキー君!


「まぁまぁ、そーカッカすんなよ!」

ポンっと茶髪のお友達がヤンキー君の肩を叩いた。


それからあたしを、物珍しそうな目で見る。


「??」

「それにしても、慶に彼女がいるなんて知らなかったよ。
しかもこんなに可愛い!」

「か、」


彼女ですと!?

そういう風に見えるんだ…じゃなくて!

ごごご誤解!

違います!


「彼女じゃありません!」

「へ?」


ポカンとする茶髪君。