隣の席は、ヤンキー君!



~~~次の日。


「……」

「――二島」


ため息をついて、振り返る。


「…誰」

「一条愛の友達の黒川美咲」

「早川結衣でぇ~す。
ちょっといいかな?」

「……」


黙ってうなずく。


着いてこいと、黒川に促される。

俺はそれに従った。