儚く咲いては散っていく。

薄気味悪いしとっとと帰ろう。
そう思って出ようとしたときだった。

「ピコン」

「うぉ!」

こんな真っ暗な中、少しの音でも怖く感じるのはしょうがない。
自分か?と思って携帯開いても何も通知は来ていなかった。

「他に誰かいるのか?」

その時だった。


「、、、、、足音がする」


外か?中か?廊下をチラリと覗くと二人の影が見えた。


「おいおいおい、まさかヤるわけねーよな」