願わくはキミに




「…から、」



誰かいる?

部屋のなかは真っ暗なのに何故か人の声が聞こえた。


暗い部屋の中を目を細めて見ると2つの人影が見え、今度はハッキリと声が聞こえた。



「…て、教授が悪いんじゃないですか…」


「…悪い子は君だろう?」



2つの影はゆっくり重なり、1つになった。


その瞬間、息を飲んだ。



パチッ

目が離せずにいると、窓越しで女の人と目が合った。