願わくはキミに




「ねぇ、先生…」


「ん?」


「…さっき亡くなったの、私の隣の病室だったおばあちゃんだって本当?」



私は思いきった質問を投下し、病室はしん…と静まった。


先生のその無言はそうゆう事なのかな。



「…個人情報だから言えないんだ、ごめん」


「そっか」



謝るのは私のほうだよ、先生。