生徒会長は、皆の憧れ。


生徒会に入ったときから、
なんかオーラがすごくて、
いつも女の子に囲まれてる
イメージだった。


そんな何十、何百といる女の子の中で、
後輩で、あんまり目立たない私が
選ばれた訳だが、
全く意味がわからない。


私は高1から生徒会をしている。


先輩は高2だった。


あんなにモテるんだから、
当然彼女もいるんだと思ってたし、
結城先輩の彼女になったら、
大変だなーなんて思ってた。


幸い、親友の美波は、
翔くんの事が好きだったから、
友達を失う事はなくて本当によかった...。