「んっ」


悠くんが手を差し出す。


私も合わせて、手を繋ぐ。




「ねぇさっきの発言ちょっと訂正。」



「ん?」



「好き。じゃなくて大好き。ね!」



「俺も...!」



「ねぇ...俺が告白した時、どう思った?」



「素直に嬉しかったよ。
私、そんな目立たないし、
そういう風に思ってくれる人がいて、
すごく嬉しかった。」



「最初から俺の事好きって
訳じゃなかったよね?笑」



「あのときはね!笑
けど、告白されて、意識してるうちに
好きになってた...!」


「こういう話照れる!!!」



「照れるね!笑」



「いつから私の事好きだったの?笑」



「いつだろ...
特になにかあった訳じゃなくて、
日常を見てて...みたいな?」



「そうなんだぁ!なんか嬉しい!」