オレと付き合ってくれますか? Yes or Yes

グッ



先輩に手を引かれて
自然と手を繋ぐ形になってしまった...。


「え、あ、あの...手...」


「手も繋いじゃダメ?」


「一緒に帰るだけって
言ったじゃないですか...!」



「じゃあ離す。ごめん。」



そう言われると逆に申し訳なくなる...。



「ねぇ日菜ちゃんってさ、
なんで生徒会入ってくれたの?」


「え...っと、中学の頃もやってたし、
地味な私も誰かの役にたてるとしたら
生徒会かなって思って...。」



「へぇ...偉いね...!」



「文化祭の委員長、
日菜ちゃんに任せてよかったって、
改めて思った。」



「日菜ちゃんならちゃんと
責任持ってやってくれる気が
したんだ...。」


先輩はどこか寂しそうな目をしている...。


「俺ら今年最後だから、
絶対に成功させたいんだ...。」



「先輩も今年で卒業なんですよね...。」



「なんか寂しいですね...。
私たちが一番上の学年に
なるわけですし...。」



「あと今年は、開校50周年なんだよな」



「あ、そういえばそうでしたね!」



「だから、パァっとやりたいんだよ」



「なんか盛り上がるいい企画を
考えてきてくれないかな?」



「わかりました!」




「うん。じゃあな。
気を付けて帰れよ。」



「ありがとうございました!」