「えっ?どうしたんですか...?」 「ねぇ... まだ帰っていいって言ってねぇ。」 「え?」 「一緒に帰って。」 私のブラウスの袖を掴みながら、 先輩は言う。 その瞳は、 子犬のように澄んでいて、 引き込まれそうになる。 「あ、いや、でも...」 「何?悠と帰んの?」 「え...あ...」 . . .ギュ 「だから、言ってんじゃん。 俺しか見れなくしてやる。」