Secret Planetarium

「え?まじで?甘いの嫌い?」

先生は不安そうに私の顔を覗き見る。



「んー…普通。」

本当は甘いものはあまり得意ではないけど先生の入れてくれたコーヒーなら飲める気がした。


「俺こう見えて実はかなりの甘党なんだ。」

先生は恥ずかしそうに頭を掻いた。

「だろうね。コーヒーがココアになるほど砂糖入れる人初めて見たもん。」

私は笑いながら先生のほうを見る。


「確かに今日は少し入れすぎた。」

先生も苦笑した。