──… ────… 「ありがとう…」 素っ気ない言葉とぎこちない笑顔だった。 「先生らしいな…」 私はそう思ってそっと笑った。 先生はすぐさま態勢を元に戻しまた黒板を綺麗に消し始める。 この先…先生と話せる機会はないかもしれない。 授業も全て終了し部活もないこの日以外に話せる日はないと私は思った。 太陽の光が先生に当たり眩しい… 「せ…先生はこの後暇ですか?」 一生分の勇気を使ったと言っても過言ではないと思うくらい勇気を使った。