てな感じで…
「智絵。わかった?」
「え。ウソでしょ、あんたもうそれめっちゃ気に入られてんじゃんっ」
「え?なんで??だって、みんな呼ばれてるでしょ!」
「え、あんた知らないの!?!?
神崎先輩は、超 能天気だしバカだし何言ってるかわかんないときばっかだし、でもなぜかモテちゃうふわふわ系王子様なんだよ!!
しかも、彼女はいたことナシ!しかも、女子のことは全員、上の名前で呼んでるし、馬鹿なのにヤル気が入ったら超マジメだし!
そのギャップにやられる子なんてたくさんなんだよ!?
その中であんたは、あだ名で呼ばれて、その上に電話番号教えて!?なにそれ!もうあんたホント、モテすぎなのよ!」
「もう、わけわかんなくなったよ…
一気に喋りすぎ!
何言ってるかわかんなかったもん…!
まあ、とりあえず私の話は終わり!それに、私告白されたことないでしょっ」
「あぁ、そうだったわね。あんたは究極の男嫌いだったものね!!
それに、あんたは告白されてるの!何人もの男子に!それをあんたは、冗談だと思っちゃって…ホント、男子が可哀想だわ!!」
