... 昨日...
私は急いで階段を降りていた。
そして。
なんと、ズッコケてしまったの!!
しかも周りはまさかの先輩ばっか!
みんな大丈夫?とは言ってくれるけれど、どこが面白がってて…
で、そんな時。
みんなとは違う人が1匹現れたの。
「え、きみコケたの!?
だっせー、超ウケる!!!
んでさ、俺彼女募集中なんだよねえ
で、ズッコケた君に連絡先聞こうと思うんだよね!!
ね?教えてくれるでしょ???」
おい、誰だよこいつ。
誰か…私に説明してくれえええええ!
「あの。私、ブスですよ?そんなブスに連絡先聞いてどうすんですか??もしかして…
こいつ、俺の新しい家来!みんな、こいつに頼めばなんでもしてくれるぜ!?的な感じで宣伝するんすか?」
「ぶっっっ!君ほんと面白い!!!
そんなことしないよ、あはは!
大丈夫。これから君を守るだけだよ。」
え。キュン!とか来ないんですけど。
むしろ何コイツ!
え、先輩、私の話聞いてました?
ブスって言ったんですけど!!!
なんなんですか、
ブスなのに、私はブスなのに!
構わないでよ。こんなブス。
「あーあ。せっかくの可愛い顔がだいなしだよ!
君の名前教えてよ!
俺、神崎 春樹! カンザキ ハルキ
よろしく!!」
